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空家問題 事例

空家問題が騒がれて何年も経過しています。
人口が減っているので、部屋が空くのは自然な流れ。
建物に人が住んでいないと、建物は劣化が加速します。
水と空気が流れないと湿気や配管が枯れて害虫が来たり、
自然に朽ち果てて廃墟となります。
風水などは、占いみたいな面もありますが、長い歴史の生活の知恵なのでしょう。

空家問題になる最大の理由が、相続です。

お客様(ご相談者)のお母様が高齢で、ご相談者の
家に引き取ったので、空家をとなった元ご自宅を売却したいということです。
登記簿を拝見しみますと、50年前に亡くなられたご主人様のお名前が記載してあります。
50年前に相続が発生して、登記をしていない状態。
もちろん税金や、水道光熱費はお母様が長年お支払いされています。ご自身で住む分には問題なかったのですが、
いざ売却を検討したら、50年前の相続発生時に非嫡出子がいて、現在は生存も不明、連絡やい居場所もさっぱりです。
その他、相続人間の関係もいまいちだそうです。
売却は可能ですが、登記されていない物件で誰が所有者か、確信が持てない物件を買う人は、いないでしょう。
その不動産が億、数千万であれば、弁護士、に依頼して、相続登記はおそらくできるでしょう。
時間は相当かかりますが。
しかし、不動産価格がそこまでではないので、現段階ではそのままという結論に。
一番いいのは、お金がかかっても今着手することが一番です。理由はまだお母様の意識はしっかりしてる。
相続人もまだ3名。しかし先延ばしをすると、お母様の認知症や、相続人が亡くなると、その子供達や配偶者が相続の権利者に
と関係者がどんどん増えていきます。
ようやく、令和6年4月より相続登記の義務化となります。
生前対策、相続後対策、は早めに専門家へご相談ください。
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